戸建住宅とは?住宅の種類とそれぞれの特徴をご紹介します♪

こんにちは!福井・石川の住宅会社リビングスペースです。

夢のマイホームを持ちたい!と検討中の方、「戸建住宅」という言葉をよく耳にしませんか?

「よく聞く言葉だけど詳しい意味は分からない」という方も多いのではないでしょうか。確かに似たような言葉もあり、初心者の方がそう思うのも無理はありません。

本記事では、そんな方々に向けて「戸建住宅の意味とメリット・デメリット」から「戸建住宅の種類」まで福井・石川の住宅会社から詳しくお伝えするので、マイホーム検討中の方はぜひ最後までお付き合いください!

戸建住宅とは?

戸建て住宅とは、法的な定義ではありませんが「独立した1棟の住宅」を指します。戸建て住宅は、一般的には単世帯の家族で暮らすことが多いですが、親世帯とその子ども世帯が一緒に暮らす二世帯住宅の場合もあります。

また、よく聞く「一戸建て」という言葉も戸建住宅と同義としてとらえて問題ないでしょう。

戸建住宅の種類をご紹介

戸建住宅には、大きく分けて4つの種類があります。それぞれの特徴を理解して、自分にはどの戸建住宅の種類が合っているのか、購入を検討する際の参考にしましょう!

建売住宅(分譲住宅)

建売住宅とは、土地とセットですでに販売されている戸建住宅を指します。すでに販売されているので、購入前に物件を確認することが可能で、入居後のイメージがしやすいです。しかし、その分もう完成されているので自分の意見を反映させることが難しい点に注意しましょう。

また、「分譲住宅」とは建売住宅とほとんど同じ意味で扱われますが、土地を分割して売られている場合に分譲住宅という言葉が用いられます。

セミオーダー住宅

セミオーダー住宅は、建売住宅と異なり何もない更地の状態の土地に、建物の仕様を決めて建築していく注文住宅と呼ばれる種類に分類されます。その中でもセミオーダー住宅は、基本プランをベースに、建材の設備の変更ができたり、間取りについても、ライフスタイルに合わせて部屋や収納を足すことができるのが特長です。

そのため、建売住宅よりも要望を住宅に反映しやすく、より理想的な住まいに近づけることができるといえるでしょう。

フルオーダー住宅

フルオーダー住宅は、セミオーダーと同じく注文住宅に分類されます。セミオーダー住宅と大きく異なる点は、間取りやデザインだけでなく、目に見えない内部の仕様まで、すべてを自分の好きなように注文することができるので、想いの詰まった理想のマイホームに仕上げることができるでしょう。

しかし注意すべき点もあり、理想を反映できる反面、建材や設備などにこだわりすぎてしまったり、設計費用も別途かかってくるため、コストが高くなりがちです。また、プラン決めや打合せなども含めると、入居までの期間が長くなる点に注意しましょう。フルオーダー住宅は、予算と時間に余裕がある人におすすめです。

中古住宅

中古住宅とは、一般的には一度人が住んだことのある戸建住宅を指します。ただし、新築住宅であっても、誰も暮らしたことがないまま2年以上が経過すると中古物件(未入居)に区分されるようになるので確認が必要です。

中古住宅は、前に住まわれていた方が退去されたそのままの形で、低めの価格帯に設定して販売されているケースと、きれいにリフォームされて、その費用を含めた価格設定で販売されているケースの2パターンあります。

いずれにしても、中古住宅は新築に比べコストが低く入居までの時間も短い傾向にあります。しかしその分、設備に不備があったり税制の恩恵が少なかったりとデメリットもあるのでしっかりとした下調べが必要です。

戸建住宅を購入するメリット

戸建住宅には、マンションなどの集合住宅にはないメリットがあるのでご紹介します。

土地の資産価値が残る

戸建住宅の大きなメリットとして、土地が資産となることが挙げられます。もちろんアパートやマンションのような集合住宅を購入することもできますが、そういった建物は年数が経つにつれて価値がどんどん下がっていくのが一般的です。

一方で戸建住宅を購入した場合、一緒に購入した土地部分も所有物となります。また、周辺開発に伴い土地の価値が上がる可能性もあります。このように戸建住宅は集合住宅と比べて土地部分の資産価値が残るという利点がとてもうれしいですよね。

好みの住宅を建てられる

戸建住宅を購入した場合、建物全体が個人の所有物となるので、リフォーム・リノベーションをすることも可能です。「家族が増えたから部屋を増やしたい」「子どもが家を離れることになったので、減築したい」など自身のライフスタイルの変化に応じて柔軟な対応が可能です

戸建住宅を購入するデメリット

戸建住宅の購入にはデメリットもいくつかあるので、購入の際に失敗しないようにしっかりと頭に入れておきましょう。

自己責任で自宅を維持管理する必要がある

一般的に、マンションなどの集合住宅の場合は、維持費を支払うことで共用部などを管理組合が定期的なメンテンナンスをしてくれるので自分で維持管理する必要がありません。

それに対して戸建住宅では、入居後の数年間は購入元の住宅会社で定期点検、アフターサービスなど対応している場合が多いですが、年数が経過した際には、原則自分で管理していく必要があります。具体的には、建物の劣化による外壁塗装、排水設備の管理、設備の定期的なメンテナンスなどです。戸建住宅購入の際はこれらの手間・費用が掛かることを理解しておきましょう

自身でセキュリティ対策を行う必要がある

戸建住宅は、監視カメラや管理体制が備えられているマンションなどの集合住宅よりも、空き巣の侵入など防犯のリスクが高まる傾向にあります。そのため、それらの防犯対策は自分で行わなければいけません。

対策として、ホームセキュリティなどを導入するケースもあるようです。しかし、費用はすべて自己負担なので集合住宅などに比べて防犯対策の費用のコストが割高になってしまう点に注意しましょう。

まとめ

今回は戸建住宅という言葉の意味、そして戸建住宅の種類、さらにはメリット・デメリットについてご紹介しました。本記事を読んだことで、自分にはどの戸建住宅が合っているのか、戸建住宅を購入の際に気を付けなければならない点についてご理解いただけたかと思います♪

少し、おさらいしてみましょう!

戸建住宅とは、「独立した1棟の住宅」を指し、大きく「建売住宅」「セミオーダー住宅」「フルオーダー住宅」「中古住宅」があります。

このように戸建住宅購入の際には、いくつかの種類から選ぶことができるので、ご自身の予算や理想と照らし合わせながら選ぶのがいいですね!

マイホームの購入を検討している、どの戸建住宅のスタイルが自分に合っているのかわからない、そんな方はぜひ本記事を参考にしてみてください!