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建売なのにここまで使いやすい!最新ランドリールームの魅力
2025.12.22 家づくりコラム
はじめに:
今の分譲住宅は「洗濯」の考え方が変わった!
こんにちは。リビングスペースです。
「建売住宅(分譲住宅)といえば、どれも似たような間取りで、家事動線は二の次」……そんなイメージはもう過去のものです。2025年現在、分譲住宅のトレンドは大きく進化しており、特に劇的な変化を遂げているのが「洗濯まわり」です。
かつては「洗濯機は脱衣所に置き、晴れた日にベランダへ干す」のが当たり前でした。しかし、共働き世帯の増加や花粉・黄砂対策から、現在は「室内で完結させる」スタイルが主流に。この記事では、注文住宅顔負けの最新ランドリールームの実例と、失敗しないためのチェックポイントを解説します。
実例紹介:驚きの進化!
最新分譲住宅のランドリールーム3選
最近の分譲住宅で見られる、思わず「おっ!」と声が出るような工夫された実例を見ていきましょう。
【実例①】短い動線で家事が完結!隣接クローゼット動線

ランドリールームのすぐ隣に「ファミリークローゼット」を配置したこの間取りは、乾いた服をハンガーのまま横に移動させるだけで片付けが完了します。重い洗濯物を持って階段を上がる重労働から解放されるのが大きな魅力です。
さらに、クローゼットからLDKへ通り抜けられる「回遊動線」を採用することで、家事効率はさらにアップ。ランドリーと収納を分けた配置により、スムーズな動線を確保しながらも、来客時には生活感をしっかり隠せる理想的な設計となっています。
【実例②】洗う・干す・畳む・仕舞うを一箇所で!広々ランドリー

収納とランドリースペースを一体化した間取りは、家事効率が抜群です。便利なカウンターを配置すれば、干した洗濯物をその場で畳むことも可能。洗面・脱衣・ランドリーを兼ねた広々とした空間にすることで、あらゆる作業が一箇所で完結し、毎日の家事がぐっとスムーズになります。
一方で、脱衣室を兼ねる場合は、入浴中の家族がいると洗面台が使いにくいなど、プライバシー確保が難しくなる点には注意が必要です。
【実例③】洗面所と分離!来客中も気兼ねなく干せる「独立型ランドリー」

洗面スペースと脱衣・ランドリースペースを分ける間取りは、家族間のプライバシーを保てるのが大きな魅力です。入浴中でも気兼ねなく洗面台が使えるほか、生活感の出やすい洗濯物や脱衣カゴを隠せるため、急な来客時でも安心して洗面台へ案内できます。
また、脱衣所をランドリー専用空間にすることで、洗面台の湿気を気にせず室内干しに集中できるのもメリット。「洗う・干す」の工程がスムーズに完結し、効率的な家事時間を実現します。
「建売なのに使いやすい」の正体!
最新設備と設計の共通点
最新の分譲住宅が「注文住宅並みに使いやすい」と言われる背景には、日々の家事をストレスなくこなすための計算された「設備」と「設計」の工夫があります。ここでは、特にランドリールームにおける重要な共通点を解説します。
雨の日も安心。スタイリッシュな埋め込み型ホスクリーン(物干し竿)

最近の分譲住宅では、バルコニーでの外干しを前提とせず、室内干しをメインとする設計が増えています。そこで活躍するのが、天井に埋め込まれたり、壁に設置されたりするスタイリッシュな室内物干し設備です。
アイロン掛けや畳む作業に便利な「造作カウンター」の有無

家事効率を上げる決定的な要素が「作業スペース」です。洗濯物を乾かすだけでなく、「畳む」「アイロンをかける」という工程もこの場で完結できれば、家事動線は劇的に改善します。重い洗濯カゴを床に置かず、立ったまま(または椅子に座って)作業できるため、腰への負担も軽減します。
湿気対策の要!24時間換気システムと窓の配置

室内干しで最も気になるのが湿気とそれに伴うカビの発生です。使いやすいランドリールームは、必ず「換気」が徹底されています。すべての分譲住宅に設置が義務付けられている24時間換気システムに加え、窓を設けて自然換気できるようにしたり、効率よく空気が循環するように設計されています。特に、浴室乾燥機からの排気と組み合わせることで、室内の空気を常にクリーンに保ち、洗濯物がパリッと乾く環境を提供します。
ここをチェック!
内覧時に「本物」の家事動線を見極めるコツ
分譲住宅の内覧では、ついつい「広さ」や「設備のおしゃれさ」に目を奪われがちです。しかし、入居後の家事負担を左右するのは、実生活に即した細かな動線と使い勝手。プロの視点でチェックすべき「本物」の家事動線を見極めるポイントを紹介します。

キッチンからランドリールームまで何歩で歩けるか?
家事は一つひとつが独立しているわけではありません。特に忙しい朝や夕方は、「料理の合間に洗濯機を回す」「お湯を沸かしながら乾燥機をチェックする」といったマルチタスクが日常です。内覧時に、キッチンに立った状態からランドリールーム(または洗面室)まで実際に歩いてみてください。「数歩で移動できるか」「リビングを回り込む必要はないか」を確認しましょう。最短距離でつながる動線があれば、日々の小さなストレスの積み重ねを大幅に削減できます。
コンセントの位置は「除湿器」や「サーキュレーター」を想定しているか?
最近のランドリールームは室内干しが前提ですが、換気扇だけでは乾きが遅い場合もあります。そこで重要になるのが、除湿機やサーキュレーターといった家電の活用です。壁の下の方だけでなく、作業カウンターの上などにもコンセントがあるかを確認しましょう。サーキュレーターを回すための電源、除湿機を置くスペースの確保、アイロン用の電源など、入居後に使う家電を具体的にシミュレーションすることで、延長コードだらけの不便な空間になるのを防げます。
収納棚の奥行きは、市販の収納ボックス(無印良品やニトリなど)と合うか?
「収納棚があるから安心」と考えるのは禁物です。意外と盲点なのが、その棚の「奥行き」です。 無印良品やニトリで定番の収納ケース(ポリプロピレンケースやインボックスなど)は、奥行きが概ね26cm〜45cm程度で規格化されています。棚の奥行きが中途半端だと、ケースがはみ出したり、逆に奥が余りすぎてデッドスペースが生まれたりします。メジャーを持参し、手持ちの収納用品や買い足す予定のボックスがシンデレラフィットするかを確認するのが、整理整頓のしやすい家選びの鉄則です。
まとめ:ランドリールームは
「家族の時間」を生み出す投資
分譲住宅(建売住宅)を選ぶ際、これまではリビングの広さや外観のデザインが重視されがちでした。しかし、実際に暮らし始めてから「生活の質」を左右するのは、今回ご紹介したランドリールームのような、実用的なワークスペースの充実度です。

家事時間が減れば、家族の団らんが増える
「洗う・干す・畳む・しまう」という洗濯の一連の流れは、毎日繰り返される終わりのない家事です。この動線がわずか数歩で完結するランドリールームがあれば、これまで移動や片付けに費やしていた「無駄な時間」を、家族と一緒に過ごす時間や自分をいたわる休息の時間へと変えることができます。
優れたランドリールームを備えた家を選ぶことは、単なる利便性の追求ではなく、家族の豊かな時間を生み出すための賢い投資だと言えるでしょう。
後悔しない物件選びのために「洗濯動線」を最優先にするススメ
2025年現在の住宅市場では、共働き世帯のニーズに応えるべく、工夫を凝らしたランドリールームを備える物件が非常に増えています。だからこそ、物件探しの際には「洗濯動線」をチェック項目の優先順位のトップに入れてみてください。「ここで毎日洗濯をする自分」を具体的にイメージし、スムーズな動きができるかどうかを現地で検証すること。それが、数年後、数十年後も「この家を選んでよかった」と心から思える、後悔しない物件選びの秘訣です。効率的な家事環境を手に入れて、ゆとりある新しい暮らしをぜひ実現させてください。
家事楽ランドリールームのある物件多数!
高性能でハイデザインの分譲住宅をリーズナブルに
リビングスペースの分譲住宅は設計士、コーディネーターが考え抜いた人気の間取り・仕様の詰め合わせ。注文住宅も展開しているリビングスペースだからこそ実現できる、注文住宅と同じ住み心地が叶う分譲住宅です。私達は一人ひとりのライフスタイルに合わせた自然に寄り添う心地よい住宅をご提案します。
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