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注文住宅と分譲住宅の違いとは?それぞれのメリット・デメリット
2025.10.05 家づくりコラム

はじめに
こんにちは、株式会社リビングスペースです。
私たちの生活の基盤となる大切な資産、マイホーム。良い住まいを選ぶことは、日々の暮らしの質を高めるだけでなく、将来的な資産価値やご家族の幸せにも大きく影響します。
近年、ライフスタイルの多様化に伴い、住宅選びの重要性はますます高まっています。経済状況や社会環境の変化により、住まいに求める条件や価値観も多様化しており、適切な選択をするためには、情報をしっかり集めてじっくり考えることが大切です。
そこで今回は、「注文住宅」と「分譲住宅」のそれぞれの特徴やメリット・デメリットについて詳しくご紹介いたします。

<目次>
1. はじめに
2.注文住宅とは?
2-1. 施工の流れとポイント
2-2. メリットとデメリット
3. 分譲住宅とは?
3-1. 主な購入方法とポイント
3-2. メリットとデメリット
4. 注文住宅と分譲住宅、選ぶ際のポイント
4-1. 予算と希望の優先順位
4-2. ライフスタイルに合わせた選択
5. まとめ

注文住宅とは?
注文住宅とは、施主の希望やライフスタイルに合わせて設計・建築される住宅のことです。土地の選定から設計、施工までを一貫して行い、間取りやデザイン、設備などを自由にカスタマイズできる点が最大の特徴です。施主の要望を反映させるため、個性やこだわりを持った住まいを実現できます。
施工の流れとポイント
- ヒアリング・プランニング:施主の希望や予算を詳しくヒアリングし、設計プランを作成します。
- 設計・見積もり:詳細な設計図と見積もりを提示し、調整を行います。
- 契約:設計内容と費用に合意し、契約を締結します。
- 施工準備:土地の整地や基礎工事の準備を進めます。
- 施工:設計図に基づき、建築工事を行います。
- 竣工・引き渡し:最終検査を経て、施主に引き渡します。
ポイントは、施主と施工業者の密なコミュニケーションと、設計段階での詳細な打ち合わせです。これにより、理想の住まいを実現できます。
メリットとデメリット
メリット
- 自分の希望を反映できる:間取りやデザイン、設備などを自由に選べるため、理想の住まいを実現できます。
- 長期的な満足感:自分のライフスタイルに合わせた設計ができるため、理想の住まいを実現できます。
- 資産価値の向上:こだわりのある設計や高品質な素材をすることで、資産価値が高まる可能性があります。
- 建築過程に関与できる:設計や施工の段階から関わることで、安心感や満足感が得られます。
デメリット
- コストが高くなる傾向:仕様やデザインにこだわるほど、標準的な建売住宅よりも費用がかかることがあります。
- 建築期間が長い:設計や施工に時間がかかるため、完成までに数カ月から1年以上かかる場合も。
- 打ち合わせや決定作業が多い:細部まで自分で決める必要があり、時間と労力がかかることがあります。
- 予算管理が難しい:設計変更や追加工事により、予算超過のリスクも。
- 土地選びが重要:土地の条件や立地によって、理想の住まいが実現しにくい場合もあります。
注文住宅は、自分の理想や希望をしっかりと反映させることができるのが魅力です。例えば、「広いリビングが欲しい」「自然素材を使いたい」「間取りを自由に決めたい」といった希望を叶えることができます。ただ、その分、設計や建築に時間がかかることや、コストも高くなる傾向があります。じっくりと計画を立てて、じっくりと進めていく必要がありますね。

分譲住宅とは?
分譲住宅とは、住宅販売業者や不動産会社が一定の土地に複数の住宅を建築し、それを個別に販売する形態の住宅です。購入者は既に完成または建築中の住宅を選び、購入することが一般的です。土地と建物がセットになっているため、購入手続きが比較的スムーズで、初めての住宅購入者にも適しています。
主な購入方法とポイント
分譲住宅の購入は、モデルハウスや現地販売会で物件を見学し、その場で契約を行うケースが多いです。多くの場合、住宅ローンの相談も可能で、資金計画を立てやすいのが特徴。また、既に完成している物件を即入居できる場合も多く、引越しまでの時間も短縮されます。
分譲住宅は、立地や価格、品質、標準仕様の内容を理解し、自分のニーズに合った物件を選ぶことが成功のポイントです。施主と販売業者とのコミュニケーションも重要ですが、事前の情報収集と理解を深めることが、満足のいく住まい選びにつながります。
メリットとデメリット
メリット
- コストパフォーマンスが良い:大量生産や一括購入によるコスト削減により、比較的安価で購入できる場合が多い。
- 短期間で入居可能:既に建築済みの場合、契約後すぐに入居できるケースが多く、時間の節約になります。
- 品質の安定性:標準仕様や規格化された設計により、品質や設備の信頼性が確保されやすいです。
- 手続きが簡便:土地選びや設計の打ち合わせが少なく、スムーズに購入手続きが進められることが多いです。
- 立地の選択肢が広い:都市部や人気エリアの分譲地が多く、アクセスや周辺環境も整っている場合が多いです。
デメリット
- 間取りやデザインの制約:標準仕様が多いため、自分の希望を反映しにくい場合があります。
- 個性やこだわりの制限:カスタマイズの範囲が限られており、他の住戸と似たような外観や内装になることも。
- 資産価値の変動:周辺環境や市場の変動により、将来的な資産価値が不安定な場合もあります。
- 土地の選択肢が限定的:すでに開発された土地に建てられるため、理想の立地や土地条件を選びにくいことがあります。
分譲住宅は、すでに完成している物件を購入できる場合もあり、手軽に購入できるのが大きなメリットです。特に、忙しい方や、すぐに住み始めたい方にはぴったりです。ただし、間取りや仕様に制約がある場合もあります。自分の理想通りにカスタマイズできないこともあるので、その点は注意が必要です。

注文住宅と分譲住宅、どちらか選ぶ際のポイント
ご紹介したように、注文住宅と分譲住宅にはそれぞれ特徴とメリット・デメリットがあります。
注文住宅は自分の希望やライフスタイルに合わせて設計できるため、理想の住まいを実現しやすい一方、建築期間やコストが高くなる傾向に。分譲住宅は既に完成しているため、即入居が可能でコストも比較的抑えられることが多いですが、間取りやデザインの選択肢は限定される場合があります。
選択の際は、自分の希望やライフスタイルに合ったタイプを見極めることが重要です。
予算と希望の優先順位
住宅選びでは、まず予算を明確に設定することが基本です。
注文住宅は自由度が高い反面、コストや時間がかかるため、予算内で実現可能かどうかを慎重に検討しましょう。一方、分譲住宅はコストが比較的安定しており、予算内での購入がしやすいです。
次に、自分の希望(間取り、立地、設備など)の優先順位を整理し、どちらのタイプがそれらを満たしやすいかを比較することがポイントです。
ライフスタイルに合わせて選択しよう
自分や家族のライフスタイルに合わせて選ぶことも重要です。例えば、長期的に住む予定であれば、注文住宅で細部までこだわった住まいを作るのも良いでしょう。子育てやペットのことを考えると、広い敷地や安全性の高い環境が求められる場合もあります。
一方、忙しい生活や引越しの予定が多い場合は、分譲住宅の即入居や立地の良さを重視するのも選択肢です。
まとめ
今回は、注文住宅と分譲住宅、それぞれに特徴やメリット・デメリットをご紹介しました。
住宅選びをする際には、まず自分の予算や何を優先したいのかをはっきりさせることが大切です。例えば、「予算は抑えたいけど、少しだけ自分の希望も取り入れたい」や、「できるだけ早く住みたい」など、優先順位を整理しましょう。
また、専門家の意見を聞いたり、情報をしっかり集めたりすることもとても重要です。住宅展示場に行ったり、資料を取り寄せたり、インターネットで調べたりして、さまざまな選択肢を比較してみてくださいね。
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